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Posted by ミリタリーブログ at

2016年07月25日

あの夢の果てに(スーザン・E・フィリップス)



 私的にシカゴ・スターズシリーズの最終話。でも、シリーズ的には『あなたがいたから』の後に読むべきだったかもしれません。
 今回は番外編的?です。ヒロインは『あなたがいたから』でキャル達が購入した悪趣味な館の前の持ち主、トウェイン・スノープスの未亡人のレイチェル・ストーン。息子のエドワードと共に放浪の旅を続けるレイチェルは過去、夫と共に過ごしてきた町の前で車が壊れてしまう。それがきっかけで彼女は妻と子を亡くし失意のどん底に居る男ゲイブと知り合う。
 キャルの弟ゲイブはドライブインを開こうとして、そこに半分無理やり務めたレイチェルは次第にゲイブに惹かれていきます。ゲイブは妻が死んでから一度も女を欲しいと思ったことはないのに、がりがりでやせているレイチェルに性的な魅力を感じました。でも、ゲイブは全く違うタイプの自分の息子ジェイミーとエドワードを比べ、重ねてしまいます。それゆえに彼と普通に接する事が出来ず、ジェイミーは心の底からゲイブを嫌います。
 レイチェルは初め息子を育てる義務があるといい、自分の食べ物を息子に与え続けます。でも、その習慣はエドワードが食べ物をたくさん食べられる環境になっても続きました。それを見かねたゲイブがレイチェルに無理やり食べ物を与えます。餓死しかかってボロボロだったレイチェルはおなかいっぱいに食べると生まれ変わったような気がしました。
 ゲイブはレイチェルを、レイチェルはゲイブを救い上げました。お互いに惹かれていた2人はとうとう体の関係を持ちます。そして、親しくなっていきました・・・が、ゲイブの兄と弟はレイチェルを嫌い、ゲイブをレイチェルから守ろうとします。そんな時、兄のキャルが取った行動はレイチェルに手切れ金を渡すというものです。レイチェルはその時、その町を出る決意をしますが・・・・キャルに貰った金は病気の子供に全額寄付してしまいました。それを見た時は気分爽快です。
 『あなたがいたから』でもキャルは確かにわからずやのところがありましたが、このはなしではわからずやを通り越して不快そのものです。最後にはレイチェルを理解し、認めてくれましたが。認めた人間には本当にやさしい人です。
 レイチェルは結婚1年後に、キャルを模様替えに担ぎ出し、キャルに一つのものを右に動かしたら次は左に、次はまた右にと移し続けさせる事で復習という名の遊びをしていました。
 この話で私がどうしても理解できなかったのは、ずっと毛嫌いしていたゲイブをエドワードが許す場面です。何でここで許せる?か私には理解不能でしたし、その後は、何故かゲイブにべったり。何故に?どうして?親になればこの場面が理解できるのだろうか。(その頃にはこの話の事はあまり覚えていないかもしれないが・・・)

最近、愛車の調子が悪いんですが、何かいい車ないかな?興味があるのは、トヨタのランドクルーザーですけど、実際乗りやすいんでしょうか???


  


Posted by オフィリア at 21:24ロマンス小説